子犬の成長ステージに合わせたおやつの選び方
犬のしつけに欠かせないおやつですが、子犬の成長ステージによって必要な栄養やエネルギー量が異なります。適切なおやつを選ぶためのポイントをご紹介します。
- 成長期初期の子犬(生後2~3ヵ月)
- この時期の子犬は、成長が著しく、食欲も旺盛です。ただし、まだ消化器官が未発達なため、消化しやすいおやつを選びましょう。また、歯が生え始めているため、かむ力がまだ弱いことを考慮して柔らかめのおやつを選びましょう。
- 適したおやつの例としては、ジャーキー、チーズ、ふりかけ、おやつ用ドッグフードなどがあります。
- 成長期後期の子犬(生後4~6ヵ月)
- この時期の子犬は、成長が落ち着き、体重も増加してきます。ただし、まだ成犬と同じように食事を摂ることができないため、エネルギー量の高いおやつを選びましょう。
- 適したおやつの例としては、乾燥おやつ、ドッグビスケット、ガムなどがあります。
- 成犬期の子犬(生後6ヵ月~)
- この時期の子犬は、成犬とほぼ同じ体型と食事を摂ることができるようになります。ただし、肥満のリスクが高まるため、カロリーオーバーにならないように注意しましょう。
- 適したおやつの例としては、歯磨き用ガム、トレーニング用おやつなどがあります。
犬のしつけに使用するおやつは、与える量にも注意しましょう。成犬の1日の給与量の10~20%程度を目安に、おやつを与えるようにしましょう。また、おやつばかり与えていると、栄養バランスが崩れてしまう可能性があるため、主食の総合栄養食もしっかりと与えるようにしましょう。